nyomoko2007-12-14



水曜の晩、アルバイト先の事務員さんと忘年会を突然やることにした。

いや、なんか、すごく彼女は悩んでてパニクっていたからね。
それはいいんだ。
そこまではよかった、関内の秋吉でグダグダラストオーダーだと言われるまで飲んで
JRの改札にいったら運よくちょうど横浜線がきたの。

うぇ〜ぃこのまま座って帰れるぜって感じで乗り込んで、鴨居で降りて

もう12時は過ぎていて、こんな時間にたとえ襲われないとしてもなんだか怖かった。
ダンナに電話すれば、迎えにきてくれるだろうけど、なんだか私の中で
こんな時間まで飲んでしまったことで甘えているようで電話をするのをためらった。

あ・・・自転車

朝、鶴見川の土手に自転車を止めたのを思い出した。
これで、急いでこいで帰れば怖くない。そう思って止めていた場所へ行くと

く、暗い。街頭はなくマンションからもれる明かりを頼りに自転車を探したの。







ない。


ないんだ。


ないの。


すっかり影も形もないの。


ダンナに誕生日祝いに買ってもらった自転車だったの。


でも、周辺を探してもまったくない。



深夜1時はまわってるわ、酔っているわで過剰反応な私は


走馬灯のように、自転車がほしいと言った日は買うまでに何回か下見をしたことや
買った当日、アサヒサイクルから自転車に乗って帰ってきたこと
赤がほしかったけど、サンリオのシナモンも好きだから水色にしたこと
夏に新横浜のジムまで自転車こいで行ってたこととかが

巡るに巡って涙を必死で堪えてトボトボ歩いてた。

もう団地まで100mのコンビにの前まで来ると、メールが鳴って
『帰るとき迎えにいくからメールして』ってダンナからだった。

うっ・・・か、帰れない。
角を曲がると我が家には明かりがついているのが見えてきて
もしかすると、今日乗ってきてないかもしれないと淡い期待を抱いて
団地の駐輪場にむかってみた。
もちろん、あるわけがない。酔っていても今朝乗っていったことは
はっきり覚えていた。

あぁー家に入れないよ。
どうしようと、どうしようと階段下でしばらくウロウロして
意を決して家に入った。

ダンナが『メールくれたらよかったのに』といいながら玄関にでてきて
30女は『ごめんなさい・・・自転車なくなっちゃった・・・』と泣き出してしまった。

酔っているのも手伝ってるから、そりゃー3歳児のようにびぃ〜びぃ〜泣き
バカバカしいのと、悔しいのと、惨めなのと、本当に情けなかった。

その後急いで、ダンナは車を出して探しに行ってくれたが結局なくて
本当に途方に暮れた・・・。



そして次の日、結局違法駐車をしてる自転車であったため、別の場所に
移されていることがわかった。
まぁ、それも含め自転車は違法場所に乗り捨てて行ってはダメだとか
家の鍵と自転車の鍵は一緒にしてはダメだとか言われていたのに
一つも平気平気と言うことを聞かなかった私に下った罰だと思う。

しかし、昨日は私の自転車を盗んだヤツは罰が下れと願ってしまった。