阿修羅展に行く


というわけで、朝5時30分に起きて、6時14分発の電車に乗り、
7時12分上野に到着しました。


【開館9時30分】

早いっ、早すぎだろっ!って思ったそこのあなた!(ノンノンノンです)



我が母は、茨城から1時間20分かけて、6時30分には門の前にいたのです。



ど〜も昨日の電話がおかしい。
待ち合わせの時間をと思って、母に連絡を取ったところ


私『明日、7時に起きて〜8時30分には間に合うように行ってるよ』

母『フンッ(鼻で笑う)7時?まぁ〜何はともあれいらっしゃいよ』



鼻でフンッと笑われたのが気になって
これでも、これでも私、スペシャル最高最上級な早起きをしたと自負していたのです。


ちなみに、1番の人は5時30分にはいたそうで、母は5番か6番目。

私は着くなり、「ちょっと〜いくらなんでも早すぎぢゃんっ」と言いましたよ。
すると、周りの奥様方に大いに笑われました。

変な連帯感が生まれていて、チケットの情報交換をしたり、持ってきたおやつなどを
分け合う仲になっていたんですねぇ〜。

「はい、あなたまで、チョコレートあげるわ」とか言われてもらってるし。


普通に並んで、2時間待ってもいいと思うんだけどねぇ、私は。。。


というわけで、開館と同時に入場です。チケット切ってもらって、
(インターネットだったので別の窓口)エレベーター駆け上がり


さぁ〜てと、ゆっくり見ますか・・・・なんて思ったら大間違い。


母は、一目散に阿修羅像へ

か、母さん待って!!!


母を追いかけ早足(阿修羅さんは逃げないからっっ)

私の気持ちも知らずにもぉ〜大変。


八部衆素通り

あぁぁぁぁ・・・迦楼羅さん待っていてくれ〜〜(涙)



阿修羅像にたどり着くと、一足先に入館していたのでしょうね、
本物のお坊さんがいました。

お坊さんにぶつかりそうになりながら、
母の腕をがっしり組んで二人で、像の周りを3周クルクル。

う〜〜ん。いいねぇ〜いいねぇ〜。


美少年だ。(拝みたい、拝みたい衝動を抑えつつ)


歯にかんでる・・・本当に歯にかんでるよ。
なんて、愛らしいのかしら。そしてとても柔かい表情。
想像より小さいです。でもガラスを通さず見れるって感激。

まぁ〜しかし、あんな細い手足を1300年残すっていうのは、並ではないでしょう。

その後、もう一度回りなおして(逆走はダメですが、何回も見直していいらしい)


じっくりと他の、八部衆十大弟子も見ました。

写経をやっている私としては、舎利弗さん見ておかないと。

って、結局ゆっくり見ると別に早く行かなくてもいいのでは?と疑問が残りました。
早く来た奥様方の中には張り切りすぎて、途中で具合悪くしてる人もいたし。


なんでしょねぇ〜これって宗教的に好きな人はもちろん、芸術作品ですね。
ミケランジェロとか(本物見たことないけど)彫刻の世界でみてもすごいのでしょう。
木造で作られていても、衣が柔かく波打つ様に見えて、ただただ感心。
表情豊かなお顔持国天立像は迫力ありました。


博物館面白いなぁ。何かまた面白い催しがあったら行ってみようと思いました。

↑この博物館の建物自体もとても古くてそれだけでも見る価値があると思います。


もちろん入場制限してるから混んでるわけですが、けっこう見れましたよ。