座頭市

たけし監督のほうを見ました。
映画館で見たかったくらい、面白いんぢゃないかと期待してました。

感想を述べます。

私的には嫌いぢゃないです。

とにかく、たけしさんの演技がすごいよかったと思います。
刀の太刀ふるまいがかっこよく金髪の髪もあっていたように思います。

そして、キャスト
たけし軍団はもちろん柄本明さん、石倉三郎さん、岸部一徳(岸辺四郎さんの弟)さんなど
やはりこの3人の配役が光っていたように思います。
そして、目を惹いたのは、旅芸者姉妹の妹役をしていた、橘大五郎さん。
最初彼は、御法度の流れで(大島渚監督の映画にたけしさんも出演していたり、
浅野忠信さんもでていたので)松田龍平さんなのかと思っていましたが、

橘大五郎さんって方だとわかりました。
この方、16歳の若さで橘菊太郎劇団の若座長をされてます。
http://www.daigoroo.jp/

だから、あんなに日本舞踊(?)踊りが上手だったんですねぇ。


気になった点といえば、人を切った血の出し具合・・・。
あんなに出るのか、あんな容易く人って切れるのかと思います。
容易くって、紙を切るようには切れないだろうっていう意味で。
強調したかったと言われるとそれまでですが、そう考えるとキルビルとか半端ぢゃないし。(苦笑)

それとタップのシーンなんですが、予告の段階から、タップ演出のシーンが出てて、
これはどうつながるだろうと思ってましたが、私の印象からするとつながってないと思います。

確かに、斬新で、夏祭りのシーンなのでしょうが、あるべきなのか・・・。
それだけ、単発にみると悪くはないんですが、うーん、この辺はどうなんでしょうか?

たけし監督の映画って、キッズリータンズや、ドールズを見たことがあるんですが、
なにを表現してるんだろう・・・。的なちょっと不思議な感覚がありませんかね。

最後に「いくら目ん玉ひん剥いてもみえねぇーものはみねぇーだけどなぁ」
ってセリフがいいです。